ろ過装置の算定

ろ過装置の算定

循環湯量の算定

 

循環湯量は次の計算式より求められます。
vc : 循環湯量 [L/h]
vc =q4・1/T4 - 4vs [L/h]
T4=q4 / N1 ・1/q0

 

 q 4 : 浴槽容量 [L]
 N 1 : 入浴対象人員 [人]
 q 0 : 1ターンが1時間の場合の標準
     浴槽水量 (≒60〜80) [L/h・人]
 vs : 補給水量 (vs=N ・q s) [L/h]
 N : 時間当り入浴人員 [人/h]
 q 5 : 1人当り補給水量 (≒10) [L/人]
 T 4 : 1ターンに必要な時間 (≦0.5) [h]

 

  ※計算結果が 0.5 より小さい場合は計算結果を大きい場合は 0.5 を自動入力します。

 

 

有効ろ過面積の算定

 

有効ろ過面積は次の計算式より求められます。
A 1 : 有効ろ過面積 [m2]
A 1=Vc/1000・V
 Vc : 循環湯量 [L/h]
 V : 通水線速度 [m/h]
   (砂25〜40)
   (けいそう土4〜10)
   (カートリッジ5〜8)

 

 

加熱用熱交換器の算定

 

加熱用熱交換器は次の計算式より求められます。
 冷めた浴槽の湯を暖める場合
H : 加熱能力 [kW/h]
H = 0.00116・q 4・(th-tc)/T
 q 4 : 浴槽容量 [L]
 th : 浴槽設定温度 [℃] (=45℃)
 tc : 予想最低温度 [℃]
 T : 沸上げ時間 [h] (=0.5〜1.0)

 

 

クリックでポチッ!と投票をお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設備・設備工事へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

 

 

 

 

ろ過装置の算定関連エントリー

給湯量の算定方法
給湯量算定の仕方には、人員による算定、器具数による算定がある。(a) 人員による算定方法は1日当り最大給湯量 = 給湯人員 × 1人1日当りの給湯量で求められます。
局所給湯方式
局所給湯方式は、給湯が必要な箇所に小型の湯沸し器を分散配置するものである。
セントラル方式(中央方式)の設計
@貯湯槽容量の設計 A熱源器の加熱能力の設計 B給湯加熱ポンプの設計 C給湯循環ポンプの設計 D給湯配管口径の設計
1時間当たり給湯量[L/h]
1時間当たり給湯量[L/h]の計算式を紹介します。 Qhm=U×(N×Hh)
厨房における時間最大予想給湯量の算定
厨房における時間最大予想給湯量は次の計算式より求められます。 Qhm : 時間最大予想給湯量 [L/h] Qhm = (q1・N1+q2・N2+ ・・・・・) ・(60-tc)/(th-tc)
貯湯タンクの算定
貯湯タンクの容量は次の計算式より求められます。 Qhm : 時間最大予想給湯量 [L/h] Qhm = K 1・Qd K 1 : 時間最大予想給湯量の1日当り給湯量に対する割合(事務所=0.2、住宅、ホテル等=0.15) Qd : 1日当り給湯量 [l/d] =N ・qd・(60-tc) / (th-tc)
加熱能力の算定
加熱能力の算定 加熱能力は次の計算式より求められます。 H : 加熱能力 [kW/h] H = 0.00116・K 2・Q hm・(th-tc)
蒸気消費量の算定
蒸気消費量の算定 蒸気消費量は次の計算式より求められます。 G = 3,600・K4・H / (γ・η)
共同浴場の入浴人員・浴槽の大きさ・加熱能力等の算定
同時最大入浴人員 同時最大入浴人員は次の計算式より求められます。 P : 同時最大入浴人員 [人] P = K ・Pt
浴槽容量の算定
浴槽容量の算定 浴槽容量は次の計算式より求められます。 W : 浴槽容量 [L]
洗い場面積の算定
洗い場面積の算定 洗い場面積は次の計算式より求められます。 A : 洗い場面積 [m2]
上り湯栓の算定
上り湯栓の算定は次の計算式より求められます。 N : 上り湯栓 [個] N = 0.75・P
共同浴場の瞬間式の設計給湯量の算定
共同浴場の瞬間式の設計給湯量の算定 設計給湯量は次の計算式より求められます。 Qhm : 設計給湯量 [L/h] Qhm= q 1・P
共同浴場の貯湯タンクがある場合の設計給湯量の算定
共同浴場の貯湯タンクがある場合の設計給湯量の算定 Qhm : 設計給湯量 [L/h] Qhm= q2・P
膨張・補給水タンクの算定
膨張・補給水タンクの算定 瞬間式の膨張・補給水タンクの算定 膨張・補給水タンクは次の計算式より求められます。
給湯用循環ポンプの算定
給湯用循環ポンプの算定 給湯用循環ポンプ(簡易算定)は次の計算式より求められます。 W : 循環湯量 W = 0.2・q [L/min]
電気温水器の算定(器具数による算定)
電気温水器は次の計算式から求められます。 Q : 温水器容量 [L] Q = Σ(th- tc/thm- tc・Qd )
ヒートポンプ給湯機の貯湯タンク・加熱能力の算定
ヒートポンプ給湯機の貯湯タンク・加熱能力の算定。 給湯量は次の計算式から求められます。 Qd : 1日当り給湯量 [L/d] Qd = N ・qd