ダクト配管

ダクト配管記事一覧

換気設備設計の流れ

換気設備設計の流れ換気設備の設計は、換気経路を設定し、必要換気量を算定します。必要換気量が確保されるように、設計した換気設備の圧力損失を考慮してファンの選定及びダクトを利用する場合は口径の算定を行います。ダクトを利用する場合は、建築計画との配管ルート、パイプスペース等の調整が必要になってきます。

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換気経路の設定

換気を計画するには、まず給気から排気に至る空気の流れ(換気経路)を考える必要があります。ポイントは、給気口と排気口の位置を離す事で、空気の流れが短絡しないようしっかり計画しましょう。換気経路にある扉、例えば、居室の排気をトイレからまとめて排気するため、空気を居室→廊下→トイレと流そうとする場合、その...

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必要換気量の算定

必要な換気量は次の式で計算されます。必要換気量(m 3 /h)=換気回数(回/h)×居室の床面積(m 2 )×居室の天井高さ(m)換気設備による換気回数は、「0.5 回 /h 以上 0.7 回 /h 未満 」 と 「0.7 回 /h 以上 」 のいずれかを選択できますが、必要換気量の計算には、それぞ...

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ダクトルートの設定

ダクト内では空気の流れを妨げるような抵抗力が発生し、圧力損失が生じます。なかでも、給排気口、分岐、曲がり、フィルターなどは、大きな抵抗力が発生します。各系統のダクトは、長さ、曲がり等をそろえ、分岐を行なう場合も、できるだけ機器本体に近い位置で分岐を行なうことなどにより、風量バランスをとります。また、...

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建築計画との調整

給気ファン、排気ファン、熱交換器等は、一般的に天井裏等に設置します。機器は、振動発生を防止るため支持材により固定することが必要となり、ファンの設置場所は、ファンから発生する騒音を考慮し、廊下や洗面所の天井裏等に設置するなどの配慮が必要です。ダクトはルートに沿って天井裏等にスペースの確保が必要です。収...

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