ウォーターハンマーの生じる箇所

ウォーターハンマーの生じる箇所

ウォーターハンマーが生じると、配管や器具類を振動させたり、騒音を生じたり、配管の破損および漏水の原因となります。
また、配管を支持する建築物に共振を起こさせ、配管に接続された器具、機器類を損傷させ耐久年数を著しく減少させる恐れがあります。

 

◇ウォーターハンマーの生じる恐れがある箇所
・コック、レバーハンドルなど瞬間的に開閉する水栓類・弁類などを使用する箇所
・配管内の常用圧力が著しく高い場所
・配管内の流速が著しく速い場所
・水温の高い所
・水柱分離が起こりやすい配管部分
・配管長に比べ、曲がりが多い配管

 

水撃作用(ウォータハンマー)の対処方法

 

 

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