放射性セシウムと放射性ヨウ素

放射性セシウムと放射性ヨウ素

 

放射性セシウムと放射性ヨウ素

 

放射性セシウムと放射性ヨウ素とは、原子力発電の燃料に使うウランなどが核分裂反応を起こして生成される放射性物質のことをいいます。

 

過去の原発事故ではセシウム137とヨウ素131が特に人体に影響を与えるとして問題になりました。体内に入ると細胞内に溶け込み放射線を出し続けます。

 

放射性物質の量が半分になるまでの期間を半減期と呼び、セシウム137の場合、およそ30年。ヨウ素131は約8日。セシウム、ヨウ素とも自然界に多くの同位元素が存在し、大半は放射線を出しません。

 

 

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原子力発電といっても蒸気の力でタービン・発電機をまわして発電するという原理は、火力発電と同じです。
ウラン燃料と原子爆弾の違い
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核分裂の仕組み
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ウランについて
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プルサーマル
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MOX燃料
MOX燃料とは、ウランとプルトニウムを混ぜ合わせて作った燃料です。
プルトニウム
プルトニウムは自然界には存在しない元素になります。プルトニウム239は原子炉さえあれば簡単にできてしまいます。