エレベータ機械室の換気

エレベータ機械室の換気

エレベータ機械室の換気について

 

【換気方式】
 第一種機械換気
 第三種機械換気
 自然換気

 

【計算式及び注意点】
・エレベータ機械室の許容温度は40℃以下にする必要があります。
・発熱量は、エレベータメーカーへ確認が必要です。
・換気設備はサーモスタッドによる運転とします。
・発熱量が多い場合は、冷房設備を設ける必要があります。
  Q 風量〔m3/h〕
  qs 発熱量〔W〕
    電気設備設計への確認が必要です。
  cp 空気の比熱(1.0 {0.24})〔kJ/(kg/K)〕
  ρ 空気の密度(1.2)
  γ 空気の比重量(1.2)〔kg/m3〕
  ta 許容室温 40℃
  to 外気温度 32℃(地域により異なります)
qs エレベータ発熱量〔W〕
  qs=WVF
W 積載量
V 速度〔m/min〕
F 使用頻度による定数 1/20

 

Q=3.6qs/cpρ(ta−to){Q=qs/cpγ(ta−to)}

 

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