メットとクロ

スポンサードリンク



メットとクロ

一般に作業量はメット(Met)という単位で示されます。

 

1メットは「身体表面積1平方mあたりの産熱量が1時間に50カロリーあるときの状態」のことで、安静にして座っている状態が1メットです。
1メットの差は、快適と思われる温熱条件下では、約6度の差異に相当します。例えば、冷暖房で、室温調節する場合、寝室など安静にしている(1メット)部屋に比べ、キッチンのような立って軽作業している(1.6〜2.0メット)部屋では、約4〜6度低く設定しても、温熱感に変わりがないといえます。

 

 

着衣量は、通常、衣服の保温力(熱伝導抵抗)を表すクロ(Clo)値で示されます。

 

1クロとは、「室温21.2度、気流0.1m/秒の下で安静にしている人が、快適でかつ平均皮膚温33度を維持できる衣服の保温力」と定義されています。目安として、間服のビジネススーツが1クロとなります。単純に計算すると、着衣量が1クロ増えると、外気温や室温が9度低くてもその差を感じないことになります。つまり、衣替えによって、快適と感じる室内温度が変わるわけです。夏の着衣量は、0.3〜0.6クロ(単純計算で約3〜5度に相当する)、冬の着衣量は0.6〜1.0クロ(同じく約5〜9度に相当)を目安とします。

 

 

クリックでポチッ!と投票をお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設備・設備工事へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

 

メットとクロ関連エントリー

可照時間と日照時間
可照時間とは日の出から日没までの時間で、日照時間は実際に太陽が出ていた時間です。
直達日射と天空輻射
直達日射とは、直接太陽光線が地面に達する日射の事をいいます。また、天空輻射とは大気中の水蒸気等によって乱反射し、地表に達する日射の事を言います。
季節と大気透過率
夏季と冬季とでは日射の通過する割合が異なります。
太陽定数
太陽定数とは、大気圏外で太陽光線に対して垂直な1m2の面が1秒間に受けるエネルギーを太陽定数といいます。
代謝と基礎代謝量
代謝とは、食べ物を食べ呼吸する等の身体を維持していく為に体内で生じる現象をいいます。 また、基礎代謝とは最低限、身体を維持するために必要な熱量の基準量をいいます。
有効温度と修正有効温度
有効温度は、空気の@乾球温度、A湿球温度、B風速の三つの要素の組合せによる総合的な効果が人体に及ぼす実感的な温度を、同じ体感を得る無風で湿度100%の時の温度で表したもの(ヤグロー線図)をいう。同じことを湿度50%の時の温度で表したものを「新有効温度」といい、どちらも記号は「ET」である。修正有効温度(CET)は、これにふく射温度(グローブ温度計で測定した値)を加えたものをいう。
予測平均申告と予測不満足率
予測平均申告(PMV指数)は体感温度ではなく、温冷感を指標にしたことが特徴的で、1994年、ISO規格(ISO7730)になりました。 予測不満足率(PPD指数)は、人間がある暑い寒いの状態の時に何%の人がその環境に不満足かを表すのに用いられます。