代謝と基礎代謝量

代謝と基礎代謝量

代謝とは、食べ物を食べ呼吸する等の身体を維持していく為に体内で生じる現象をいいます。

 

代謝は大きく異化と同化の2つに区分され、異化は有機物質を分解することによってエネルギーを得る過程であり、例えば細胞呼吸があります。

 

同化はこの逆で、エネルギーを使って有機物質を合成する過程であり、例えばタンパク質と核酸の合成があります。

 

代謝により体温が維持されるので代謝量は熱量で測定することができます。

 

運動しているときと、静かにしているときでは体内で発生する熱量が異なりますので、最低限、身体を維持するために必要な熱量の基準となる量を決める必要があります、この基準量を「基礎代謝量」といいます。

 

相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1,200キロカロリー(kcal)、男性で約1,500キロカロリー(kcal)とされています。

 

 

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代謝と基礎代謝量関連エントリー

可照時間と日照時間
可照時間とは日の出から日没までの時間で、日照時間は実際に太陽が出ていた時間です。
直達日射と天空輻射
直達日射とは、直接太陽光線が地面に達する日射の事をいいます。また、天空輻射とは大気中の水蒸気等によって乱反射し、地表に達する日射の事を言います。
季節と大気透過率
夏季と冬季とでは日射の通過する割合が異なります。
太陽定数
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有効温度と修正有効温度
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予測平均申告と予測不満足率
予測平均申告(PMV指数)は体感温度ではなく、温冷感を指標にしたことが特徴的で、1994年、ISO規格(ISO7730)になりました。 予測不満足率(PPD指数)は、人間がある暑い寒いの状態の時に何%の人がその環境に不満足かを表すのに用いられます。