VCT(計器用変圧変流器)

VCT(計器用変圧変流器)

VCT(計器用変圧変流器)は、電力計、無効電力計器及び最大需要電力計と組み合わせて電力需給用として使用されるもので、構造は計器用変圧器と変流器を同一鉄製油槽内に納めたものになります。容量・サイズは、契約電力等により異なりますので、選定が必要となります。
VCT(計器用変圧変流器)は消費電力を計測する機器で、高圧電路の高電圧を計器用変成器で低電圧に、計器用変流器で高圧電路の電流を小電流に変成して電力計に供給します。これによって電力料金が計算されます。

 

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事務所ビルのエネルギー消費の割合
1. 空調用 約47%  2. 照明   約32%  3. その他  約21%
受変電設備
受変電設備は、建築の用途及び規模によって変わってきます。 戸建住宅、小規模建物では低圧で受電することが可能です。この場合、受変電設備は不要になります。
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