鹿島が最先端省エネ技術を結集しビル運用時のCO2排出量を4割削減

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鹿島が最先端省エネ技術を結集しビル運用時のCO2排出量を4割削減

建築設備業界向けIT関連Webサイト
設備設計ひろばより引用

 

鹿島は、東京都港区元赤坂の同社旧本社敷地で建設を進めているオフィス・住宅の複合超高層ビル「Akasaka TOWER」に、同社の最先端省エネ技術を結集。同社が2020年までに実現を目指すZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の取り組み実現への足掛かりとして、一般的なビルと比較して運用段階の二酸化炭素(CO2)排出量を4割削減し、賃貸オフィスとして国内最高レベルの環境建築を目指している。
CO2排出削減を目指す4割のうち、3割は同社の独自技術で削減。残りの1割をLED照明や太陽光発電など一般に普及している技術で削減する。独自技術による削減3割の内訳は、基準階空調システムの「マルチ・アドバンスシステム」で10%、「高効率熱源・最適統合制御システム」で10%、「オフィス照明制御システム」で8%、「高性能ファサード計画」で2%としている。
新開発した「マルチ・アドバンス空調システム」は、外気導入と温度環境を調整する「アンビエント外調機」、室内の発熱増加に追従する「VAV空調機」、窓回りの「ペリメータパッケージ」の3つが空調負荷を分担し、室内環境に応じた最適な連携制御を行うもの。また、「高効率熱源・最適統合制御システム」は、3台の高効率インバーターターボ冷凍機と、3台の高密度温度成層型水蓄熱槽などで構成。熱源効率を高め、負荷に応じて蓄熱量を最適化する。「オフィス照明制御システム」は、人感センサーと連動、夜間にフロア照明の大半が消灯した状態でも孤立感を与えないよう壁に光を当てる機能を盛り込み、省エネ性と居住性を両立させるという。
同社では、これらの最新技術を導入することで、建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)の2010年度版で最高のSランクの取得を見込んでいるほか、建築物の年間熱負荷係数(PAL値)の低減率はマイナス35%、設備全体における1次エネルギー消費量の低減率(ERR)は39%に達すると見ている。同ビルは今年11月に竣工する予定だ。

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