屋外消火設備
屋外消火設備は、工場や倉庫などの広い敷地内に多数の建築物がある場合などに設置される場合が多く、ホース接続部からの警戒範囲が40m以下になるように配置します。
放水圧力は0.25MPa以上、放水量は350L/min以上必要で、初期消火用として用いられます。
屋外消火栓には、地上式消火栓、地下式消火栓があり、地上式消火栓の中には屋内消火栓と同様に格納箱に開閉弁、ホース及びノズルがセットされているものがあります。
◇水源の水量
1基・・・7m3以上
2基以上・・・14m3以上
◇消火栓の配置
1.半径40mの円で建物各部を覆う必要があります。
2.ホース格納箱を歩行距離5m以内に設置しなくてはなりません。
3.消火活動や避難活動に支障のない位置に配置しなくてはなりません。
4.配管・消火栓の腐食・凍結の防止に留意する必要があります。
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