有効温度と修正有効温度
有効温度とは、空気の@乾球温度、A湿球温度、B風速の三つの要素の組合せによる総合的な効果が人体に及ぼす実感的な温度を、同じ体感を得る無風で湿度100%の時の温度で表したもの(ヤグロー線図)をいい、温度感覚や実感温度、実効温度と呼ばれています。
温度・湿度・気流の室内状態と同じ体感を与える湿度100%、気流0m/sの尺度で、 夏期の快適な範囲は、22〜23CET、冬期は18〜20CETとされています。
同じことを湿度50%の時の温度で表したものを『新有効温度』といいます。
どちらも記号は「ET」であらわします。
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修正有効温度(CET)は、上記の3要素にふく射温度(グローブ温度計で測定した値)を加えたものをいいます。
この4要素を室内環境の要素としこれに人間側の要素として作業量、着衣量を加えたものを新有効温度ETといいます。
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