可照時間と日照時間
日の出から日没までの時間を可照時間といいます。(雲や山などの影響は無視。)
この可照時間は地球の緯度の影響を受け、地表に対して直角に近い角度で太陽光線が入射する地域ではその時間が長くなります。
可照時間に占める日照時間の割合を日照率といい、その地域の晴天や曇天の割合を示す指標として用いられます。
また、日照時間とは実際に太陽が出ていた(照っていた)時間の事をいいます。
おもに降水量が少ない地域で、日照時間が長い傾向にあります。
年間日照時間が長い地域として、関東地方、山梨県や長野県中部、東海地方、瀬戸内海地域、南西諸島や小笠原諸島などが挙げられます。
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可照時間と日照時間関連エントリー
- 直達日射と天空輻射
- 直達日射とは、直接太陽光線が地面に達する日射の事をいいます。また、天空輻射とは大気中の水蒸気等によって乱反射し、地表に達する日射の事を言います。
- 季節と大気透過率
- 夏季と冬季とでは日射の通過する割合が異なります。
- 太陽定数
- 太陽定数とは、大気圏外で太陽光線に対して垂直な1m2の面が1秒間に受けるエネルギーを太陽定数といいます。
- 代謝と基礎代謝量
- 代謝とは、食べ物を食べ呼吸する等の身体を維持していく為に体内で生じる現象をいいます。 また、基礎代謝とは最低限、身体を維持するために必要な熱量の基準量をいいます。
- メットとクロ
- 安静時の代謝量をmet(メット)という熱量の単位で表し、1metの時にちょうどバランスが取れる着衣状態を1clo(クロ)という単位で表します。
- 有効温度と修正有効温度
- 有効温度は、空気の@乾球温度、A湿球温度、B風速の三つの要素の組合せによる総合的な効果が人体に及ぼす実感的な温度を、同じ体感を得る無風で湿度100%の時の温度で表したもの(ヤグロー線図)をいう。同じことを湿度50%の時の温度で表したものを「新有効温度」といい、どちらも記号は「ET」である。修正有効温度(CET)は、これにふく射温度(グローブ温度計で測定した値)を加えたものをいう。
- 予測平均申告と予測不満足率
- 予測平均申告(PMV指数)は体感温度ではなく、温冷感を指標にしたことが特徴的で、1994年、ISO規格(ISO7730)になりました。 予測不満足率(PPD指数)は、人間がある暑い寒いの状態の時に何%の人がその環境に不満足かを表すのに用いられます。