三位置制御法

三位置制御法

 

三位置制御法(フローティング制御)とは、冷房側の二位置制御と、暖房側の二位置制御を自動で制御できるよう組み合わせた制御です。

 

2つのON点の任意の中間にOFF点を取ることにより、中間での停止状態を作れるのが特徴で、圧力の制御に使用するとその効果は遺憾なく発揮されます。

 

特徴としては、負荷に影響されませんがプロセスの伝達遅れにより不安定になる傾向がありますので、電動弁の動作速度を極力遅くする必要があります。
また、制御としては冷暖房の切替が必要な場合に使用します。

 

一般の空調では冷房・暖房の切換えは手動で行います。

 

長所としては、中間の位置でも制御信号が切れた瞬間の位置で停止し、次に調節器の指示によりいずれの方向へでも動き出すことが出来きます。これにより制御の遅れ、伝達の遅れの非常に少ない制御が出来きます。

 

 

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