建築基準法上の機械排煙設備内容

建築基準法上の機械排煙設備内容

建築基準法上の機械排煙設備内容

 

排煙構成

諸 元

備 考

排煙口 位置 ・防煙区画に1個以上、区画内から30m以内に設置

・天井面または天井より下方80cm以内、防煙垂壁の背丈以内

 
大きさ ・面積0.04u以上
吸込み風速 ・10m/s以下
手動開放装置 位置 ・壁に設置の場合は、床面から80cm〜150cm、天井より吊り下げの場合は、床面から概ね180cm  
風量 1区画 ・防煙区画の床面積1uあたり1m3/min以上  
2区画以上 ・最大区画の床面積1uあたり2m3/min以上 最小120m3/min以上
ダクト 風速 ・20〜30m/s  
断熱仕様 ・グラスウール25mm

・ロックウール20mm

 
排煙ファン 機器仕様 ・運転開始より30分は高温(280℃以上)に耐える多翼型、リミットロード形、またはチューブラ形とする ・非常電源

・エンジン駆動

 

 

 

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建築基準法上の機械排煙設備内容関連エントリー

厨房における必要換気量の求め方
厨房における換気は極所換気つまり排気フードによる換気がほとんどです。ここでは排気フードによる必要換気量の求め方をみにつけよう。
厨房の必要換気量を求める際の注意点
フードの大きさと高さについては建築基準法施行令第20条第2項第7号(イ)に定められているように、火源又は火を使用する設備もしくは器具より排気フードの下端まで1m以下にする。
開口面積の求め方
給排気口の開口面積の求め方について紹介します。
正しい計画換気の基本
換気計画とは、この「よどみ」ができないように家の中の空気の流れを計画することです。
ダクト静圧計算式
換気ダクトの静圧計算は、管内の損失水頭計算と基本的には考え方はおなじです。 直管部の計算式と流路断面変化部の計算式を別々に表記します。
第一種機械換気
第一種機械換気とは、給気側と排気側にそれぞれ専用の送風機を設けるので、最も確実な給・排気量が期待でき、室内の気流分布や圧力の制御も容易に行なうことができる。
第二種機械換気
第二種機械換気とは、給気側だけに送風機を設けて室内を正圧に保ち、排気は室内圧が正圧になった分だけ排気口から逃す方式です。
第三種機械換気
第三種機械換気とは、排気側だけに送風機を取り付け、室内を負圧にして換気する方式です。この方式は、便所や浴室などのように臭気や水蒸気などが発生する部屋の換気に適してます。
静圧
流動する気体または液体の全圧から動圧を差し引いた圧力です。
シックハウス対策の基礎知識
シックハウスの症状は多様で、症状発生の仕組みをはじめ、未解明の部分も多く、また様々な複合要因が考えられることから、「シックハウス症候群」と呼ばれています。
中性能フィルター(MEPAフィルター)
中性能フィルターとは、捕集効率が60〜95%程度のフィルターです。
ULPAフィルター
定格流量で粒径が0.15μmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕獲率をもつエアフィルタ。
火気を使用する場合の換気設備
火気を燃焼させるためには、ガス、灯油、重油などの燃料が必要で、そこに酸素が供給され、燃料の着火温度に達したら燃焼します。 燃料が燃焼すると、燃料の可燃性成分が酸素と反応し炭酸ガスと水蒸気が発生します。さらに燃料成分中の不燃性分や供給された空気中の窒素が排ガスとなって発生します。
排煙設備
排煙設備には、自然排煙方式と機械肺炎方式の二種類があり、火災が発生した際に熱と煙を建物内から排除する設備です。 機械排煙方式の場合、排煙ダクト、ファンが必要となり設備費が多額となり、自然排煙方式から検討を行うのが通常となります。設置基準は、建築基準法と消防法でそれぞれ基準があり、双方共に確認が必要となります。
建築基準法上の排煙
建築基準法上の排煙一覧表
消防法上の排煙
消防法上の排煙一覧表
室内発生熱を除去するための換気量計算
室内の上限温度が外気温より高い場合、室内発生熱を除去するための換気量計算は以下の計算式で求められます。
室内に発生したガス量を除去するための換気量計算
室内に発生したガス量を除去するための換気量は次式で求められます。
ボイラ室・直焚冷温水機械室の換気
ボイラ室・直焚冷温水機械室の換気について紹介します。
電気室の換気
電気室の換気について紹介します。
エレベータ機械室の換気
エレベータ機械室の換気について紹介します。
シックハウス換気設備
シックハウスに対する換気設備は、室内空気のT-VOC(総揮発性有機化合物)の暫定目標値を、通常の居住状態で達成可能なレベルとして判断された400μg/m3以下と設定されています。