蒸気のメリットとデメリット
【蒸気のメリット】
1.圧力を変えることで温度を容易に変えられる。
2.温水などの流体に比べて高い温度と大きな熱量をもっている。
3.電気やガスなどに比べて加熱面全体を均一に加熱できる。
【蒸気のデメリット】
1.運転中に蒸気と共に空気が混在すると、熱伝導率が低下する。
2.蒸気は冷えたら水になります。(蒸気の潜熱が使用されて凝縮してできた高温水)
蒸気にドレンが混在すると、スチームハンマーによる騒音や機器破損を招く原因となり
また、蒸気の通過量も減少するだけでなく配管・機器の腐食や凍結による破損を招きま す。
【用語の説明】
1) 沸点:水がぐらぐらと沸騰する時の温度。
2) 圧力と沸点:圧力が高くなると沸点も高くなり、圧力が低くなると沸点も低くなる。
3) 潜熱:蒸気として使用できる熱量。
蒸気−潜熱=ドレン
4) 顕熱:ドレンが持っている熱量。
蒸気の熱を利用して潜熱が消費されると、蒸気はドレンとなる。
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