ダクトルートの設定
ダクト内では空気の流れを妨げるような抵抗力が発生し、圧力損失が生じます。なかでも、給排気口、分岐、曲がり、フィルターなどは、大きな抵抗力が発生します。
各系統のダクトは、長さ、曲がり等をそろえ、分岐を行なう場合も、できるだけ機器本体に近い位置で分岐を行なうことなどにより、風量バランスをとります。
また、ダクト口径については、特に住宅になりますが、施工性や天井裏での配管に有利なように直径が 100 o〜 50 oと小口径化しており、圧力損失を少なくするため、ダクト総長を短くする、曲がり数を減らす等の配慮が必要で、特に吸込口を湿気や油煙の多い場所へ設置すると、フィルターや熱交換素子がつまり、ファンの能力を十分に発揮することができなくなるので設置は避ける必要があります。
もし、やむを得ず設置する場合は、フィルター、熱交換素子の清掃及び交換頻度を多くする必要があります。
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